どうする?親戚付き合い。日常から冠婚葬祭まで

毒親を持つ人にとって、親戚付き合いもまた、悩みの種になることがしばしばあります。子ども時代から独立後まで、それぞれの年代ごとに異なる辛さがあります。

毒親は周囲の人に過剰に自分を良く見せたがるので、親戚にも我が子の悪口とも言えるようなことを吹聴し、自分がいかに困った子どもを抱えているか訴え、それでも子どものことを思って頑張る健気な親を演じます。毒親が親戚に言いふらす内容は、作り話もあれば、事実ではあるけど人に知られたくないような恥ずかしい事や、大げさに話を盛ったものもあったりします。子どもは、毒親の話を真に受けた親戚に「親を困らせちゃだめだよ」と説教されたりするので、恥ずかしいやら腹立たしいやら、たまらない気持ちになります。それでも、子どもという立場上、どうすることもできないのが辛いところです。

時には、おじから性的被害を受けるなど、親戚から直接的な被害に遭うケースもあります。ここでは毒親を取り扱うので、親戚からの被害については割愛しますが、往々にして毒親は助けにならないので、このサイトの相談窓口についての記事などを参考にして、できるだけ心身を守るようにしてください。

親戚付き合いは、大人になって毒親と絶縁した場合に特に、どうすればいいのか迷うことが増えると思います。毒親と親戚がつながっている場合、毒親だけと絶縁しても親戚を通して情報が渡ってしまう可能性があるため、親戚とも絶縁することを考えざるを得ないこともあります。

それ以前の親戚付き合いの在り方や、親戚の人柄、毒親との絶縁の具合などによって対応は異なるので、親戚ひとりずつ、どうすべきか考えていきましょう。

すべての付き合いにおいて絶縁していて、毒親に住所などを知られると危険だという場合は、遠い親戚とも極力付き合わない方がよいでしょう。

事情を話して理解してくれるような親戚で、あなたが少しでもつながっていたいと思うようなら、年賀状だけをこちらの住所は書かないで送る程度のお付き合いはできそうです。

親戚が亡くなった、いとこが結婚するなどの突発的な冠婚葬祭や法事のときは、非常に迷うところです。特にお葬式の場合は基本的に急なので、普段からどこまで参加するか考えておくとよいと思います。毒親に会わないで済むような参加の仕方もあるかもしれないので、可能ならば親戚と相談してみましょう。

それでも、いざ亡くなったという知らせを受けると、悲しみや驚きなどの感情に押し流されて、あらかじめ考えておいた結論と違う気持ちが出てくることもあります。それはそれでかまいません。配偶者や友達など味方になってくれる人にその旨を伝えておき、万が一しんどい思いをすることになってしまったら、すぐに話を聞いてもらえるよう準備しておくとよいでしょう。

毒親だけでも大変なのに、親戚付き合いにまで頭を悩まさなければならないのはなかなか辛いことですが、いつかはそれが自分や大切な人を守ることにつながるのだと信じて、無理しすぎない程度に対応を考えておくことをおすすめします。

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