いよいよ絶縁しかないかも…でも罪悪感を持たないで

大人になって就職や結婚で毒親と離れて暮らすようになっても、すぐに毒から逃れられるわけではありません。電話、突然家まで押しかけてくる、いらないものばかり送りつけてくるなど、毒親はなかなか放っておいてくれません。

毒親とは関係なく育ってきた人には、電話も来訪も宅配便も何がそんなに嫌なのか理解しがたいかもしれません。毒親に育てられる中で、子どもの心はたくさんの傷でいっぱいになっています。生活の場を離すことができても、傷は簡単にはなくなりません。そこに度重なる電話や来訪です。

電話といっても、まともな親がするような「元気でやってる?ちゃんと食べてる?」というような愛情のあるものではなく、夫や親戚の愚痴を延々垂れ流したり、「あんたにはどうせ一人暮らしなんて無理だよ」と新生活がダメになることを願っているかのようなことを言ったり、「○○さん(娘の配偶者)って給料安いくせに家事も手伝ってくれないの?」など結婚が失敗だったと暗示をかけるようなことを繰り返し言います。

毒親にとっての孫がうまれても、娘に向かってその育児を否定するようなことを言ったり、孫に向かって「ダメなママだね~」など娘と孫の関係が悪くなりかねないようなことも平気で言います。

そのうち、親からの着信を見ただけで震えが来たり、過呼吸発作が起きたりするようになる人も少なくありません。毒親と話をした後は、ぐったりして寝込んでしまい、日常生活に支障がでてきます。

これではいけないと思ったら、対決することを考えましょう。詳しくは「対決してみよう」の記事を参考にしてください。

対決をして、毒親が変化することはないのだと悟ったら、いよいよ最終手段の絶縁を考えるしかありません。とても残念ですが、あなたにとって何が一番大切かを考え、自分の生活や家族を守るためなのだから仕方ないと肚をくくってください。

毒親に対しては、いくら話し合っても無駄なようなのでもう連絡しないでほしい、こちらからもしない旨を伝え、電話番号やアドレスを変えて知らせないのが一番ですが、無理なら着信拒否にします。家を知られている場合は引っ越せればベストですが、なかなかそうもいかないでしょうから、突撃に備えて普段からチェーンをするようにします。親なので、大家さんに「娘と連絡が取れなくて心配」などと言われてしまえば鍵は開けられてしまいます。チェーンは命綱です。いったん絶縁すると決めたら、決して家には入れないでください。

あなたが結婚しているなら、家族の協力は不可欠です。配偶者には事情を話し、配偶者にもきっと電話があるでしょうから着信拒否してもらいます。配偶者の親の家や職場、あなたの職場にも毒親の電話や突撃訪問があるかもしれません。できる限り、事情を伝えて協力してもらいましょう。

ここまですることに、激しい罪悪感を感じることと思います。毒親といえども育ててくれたし…と、気持ちは揺らぐと思います。そんな時は、これまでのことを思い出してください。辛い子ども時代から、対決していくら話し合っても反省することなく、あなたを傷つけ続けた毒親です。絶縁するといったんは決心させた程のものがあったのです。

毒親と関わり続けて、夫や自分の子どもにも悪い影響があることを恐れて絶縁を決めた人も多いでしょう。その判断は正しいです。あなたが今やることは、夫や子どもと幸せな家庭を築いていくことです。あなたは幸せな家で育つことができなかったけど、あなたの子どもを幸せな家庭で育ててあげることならできます。毒親がいることでそれが叶わなくなってしまうかもしれないなら、罪悪感を持つことなく絶縁に向かいましょう。

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