二次被害とは

二次被害とは、最初の被害によって引き起こされたさらなる被害のことで、自然災害や犯罪被害など、毒親以外のことにも一般的に使われる用語ですが、ここでは毒親にまつわる二次被害について説明します。

毒親に育てられた子どもは、存在を否定されたり過干渉されたりして、自分の意思や気持ちを表すことができなくなるため、学校や社会の中でも自分を表現できず、いつも周りの顔色をうかがったり、不安や緊張を強く感じる日常を送るケースが多いです。自信に満ちている人はいじめられにくく、いじめられても跳ね返す強さもあるものですが、毒親育ちは自分に自信も持てないので、いじめの対象になってしまうことが多いです。これが、もっともよく見られる二次被害でしょう。

いじめられても毒親が助けてくれるわけもないので、学校に行けなくなることも多く、不登校になると進路の幅も狭まってしまいますから、将来にも響きます。このように、毒親による二次被害は子どもの人生全体に影響します。

毒親はターゲットの子ども以外には良い人のふりをすることがよくあることと、他人からはその言動が子どものためを思ってやっているように見えたりもすることから、子どもが毒親のことを誰かに相談しても、なかなか理解してもらえません。特に日本では、親を大事にしないことは社会的に受け入れられないことなので、大人になってから毒親とうまくいかない人や絶縁している人は、心無いことを言われて深く傷つくことも、非常によくあります。以下にその例を挙げます。

「あんなに良いお母さんが、そんなひどいことするはずないよ!」「あなたのためを思って言いにくいことも言ってくれてるんだから感謝しないと」「そこまでされるなんて、相当怒らせるような、よっぽど悪いことしたんでしょ?」「いい歳して、親のせいにするなんて甘えてるよ」「子どものことを愛してない親なんていないんだから、意地を張らないで仲良くしなさい」等々、これらに類する言葉は枚挙にいとまがありません。

言う方は何も考えず言っているのでしょうが、これらの言葉は、ただでさえ傷ついている毒親育ちの人を、さらに深く傷つける凶悪な力を持っています。友達だと思っていた人やパートナーからもこのようなことを言われ、理解してもらえない辛さから、その相手と仲良くできなくなってしまうこともよくあります。友達やパートナーを失ってしまうというのは、非常に大きな損失です。これも、よくある二次被害のひとつです。

頭痛や腹痛などの身体症状、摂食障害、パニック障害、うつ病、リストカットなど多岐に渡る精神症状や問題行動も、毒親のために引き起こされる二次被害と言えます。このような症状に苦しんでいることを、さらに毒親や周囲から責められて、苦しみが二重にも三重にもなってのしかかることもあります。

特に大人になって、毒親と疎遠になったり絶縁したりしてからは、直接的な被害は減っていく一方、周囲からの二次被害の方が大きくなっていく傾向があります。二次被害を防ぐよう、安易に毒親のことを話さないようにするなど、自衛することも必要になってくるでしょう。

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