親から言われた忘れられない酷い言葉、あなたにもありますか?

親子間では、売り言葉に買い言葉で、つい言いすぎてしまうことってあります。問題のない親子関係なら、謝ったり仲直りしてまた元の良好な関係に戻っていけます。たとえ酷い言葉を投げつけられても、その後普通の日々を送る中で、うまく忘れていくことができます。

しかし毒親の場合は酷い言葉が日常なので、言われた子どもは平穏な日々を積み重ねることができず、代わりに酷い言葉が心の中に降り積もっていき、忘れるどころではなくなってしまいます。

ここでは、毒親が言いがちな言葉を紹介し、どう受け止めればいいのか提案していきます。

①「あんたは父親に似てブスだね」「何にもできないダメな子だね」

この顔に産んだのはそっちでしょと言いたくもなりますが、それは不毛なのでやめておきましょう。誰に似ていると感じるかは人の主観によって大きく違います。たとえ本当に父親と同じ顔だったとしても、その顔にうまれたことについてあなたには何の責任もありません。容姿を貶めるようなことを子どもに言う親が間違っています。

また、「ダメな子」と繰り返し言って子どもの能力をことさら否定することは、子どもを無力化しようとする毒親の無意識的な作戦です。子どもが反発してくるのを未然に防いでコントロールしやすくするため、「自分はダメな子なんだ」「親が正しいんだ」と洗脳していきます。

しかし、この世に何にもできない子なんて一人もいません。少なくとも、毒親の不満のはけ口になって必死で頑張っているではないですか。もうこれ以上頑張らなくても大丈夫。あなたはきっと、他人の痛みが分かる優しさを持った価値のある人です。

②「本当は男の子(女の子)が欲しかったのに」「産まなきゃよかった」

昔は跡取りが必要で男の子を欲しがるところが多かったですが、家制度の崩壊など社会の変化により、今は女の子が望まれる時代になりました。どっちの性別に産まれるかは子ども本人の努力でどうにかなるものではないですから、違う性別の方がよかったと言うことは、子どもに対する人権侵害です。産んだことを後悔するような言葉も、子どもの存在を否定しています。

言われた方は、「じゃあ私がいなくなれば親は喜んでくれるのかな」と考えて自殺未遂をすることもある程なのですが、親がそう言ったところで、あなたが他の誰でもない非常に貴重な人間だという事実は変わりません。あなたがこの世にいらないのではなく、毒親の言葉こそ世の中から消し去るべきものです。

③「お母さんを悲しませないで!」「これ以上いじめないで!」「あなたのためを思って言ってるのに!」

親の希望とは違う学校を志望校にしたら泣きながらこう言われたというのは、よくあるケースです。過干渉の親が子どもの人生をコントロールするための典型的な言葉です。なおも自分の意志を貫こうとする子どもには、「いじめないで」と悲劇のヒロインのような立場に立って行動を支配しようとします。こう言われると、子どもは激しい罪悪感にかられます。私のせいでお母さんが悲しんでいる、私が我慢すればお母さんは喜んでくれるならそうしようと考えてしまいます。

人生はあなただけのものですから、親に悪いなんて思わず、自分の望む方向に舵をとってください。親の希望どおりじゃないと学費を出してもらえないなど現実的な問題もあるでしょうが、学校に相談するなどして、できるだけ自分で自分の意志を尊重してあげる練習をしていきましょう。

酷い言葉は他にもいろいろありますが、共通して言えるのは、毒親の言葉に根拠はないということ。その言葉やそれを言う親の方がおかしいんだと考えて、自分を責めないようにしてくださいね。

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